エビ釣り

街中ではあまり見ませんけれど、郊外方面に走っていくと時々「釣蝦場」という看板を見かけることがあります。……それは何かといえば、ちょっとした台湾の社交場。台湾に来て2年超となりますが、今回お友達に声をかけていただいて初体験することに。そもそも自分がエビアレルギーなのでそれがハードルになってはいたんですが、我が家の息子はこういうのに興味津々で、いいきっかけをいただきました。多謝〜。


今回お世話になったのは、故宮から少し行ったところにあるこちら。
◆春城釣蝦場
http://www.wretch.cc/blog/ChuenCheng

旅旅台北で取り上げられたことがあるようです。
http://www.tabitabi-taipei.com/youyou/200606/wakuwaku/



このような生簀が3つほど。釣堀みたいでしょう?
竿を1本1時間借りると300元。2時間で500元。針とウキの長さを池の深さを見て調節しないといけないようですが、お店の人が指導してくれます。


「餌」って書かれた冷蔵庫から小エビ、レバーといった餌を適当に持ち出して、針にしかけ、池に投げたあとはひたすら座って待つ。ビールなど飲みながら(笑)。

ただ、ウキは沈んでるかなあ、どうかなあ?という繊細な動きをするので、なるべく語らいに集中せず、ウキに神経を配ってないといけません。

むむ?沈んでいるかな?と思ったら、ちょっと竿を引いてみる。グッと来たら引き上げる。慣れた人はさっとあげていましたけど、私は初めてなのでこわごわと。引っかかりが悪いとエサだけ取られて逃げられたり、針が外れてしまったり。



4竿を借りて2時間で25、6匹釣れました。初めての私たち家族でもかなり釣れましたよ!連れて行ってもらったお友達家族によると、これはかなりの好成績なんだとか。調子の悪いときはやはりなかなかかからないものらしい。初体験でうまく行くと、この次も!!という気になりますな。


 


その場で洗って、塩をまぶしてオーブンで焼いていただきまーす(除く私w)。やっぱり自分でゲットした蝦だけに味もひときわの様子。蛋炒飯やら炒麺とかサイドのお食事を注文することもできます。


UFOキャッチャーでもこういう釣りでも、何かを狙って獲るっていうのは原始的な喜びがあるもんですね(笑)。じっとしている間、いろいろおしゃべりしたり、なるほど台湾の社交場です。団体で来て楽しんでいる人々も多いようですよ。

我が家の主人と息子が大いにはまってしまい、今後エビ釣りサンデー(あるいはサタデー)増えそうです。