朵兒咖啡館

こりゃまたずいぶんと前のことなんですが、訪れたカフェのお話。
朵兒咖啡館、これのどこが他のカフェと違うかっていうと、5月に紹介した第36個故事という映画の撮影に使われたお店なのでございます。


◆朵兒咖啡館
http://www.bit-films.com/tw/CAFE.html


私は元々あったカフェを撮影のために借りたんだと思ってたんですが、実際は、映画のイメージにあった場所がなかったんで、それように作っちゃったお店だったんですってね。なので、リンク先のHPも映画撮影プロダクションの一部となっております。現在でも営業を続けておりますよ。


松山空港から程近い、ちょっとこじゃれたお店の多い富錦街というところにあります。お散歩も楽しそうなところ。映画の中の風景としてもたくさん映りこんでます。



さすがに店内は撮影禁止でした。カフェの店員さんに申し訳なさそうに「不好意思〜」っていわれちゃいましたよ(笑)。だけど、映画の中の様子がそのまんまに残ってます。思ってたよりも奥行きもあってゆったりしたところ。


 


お昼だったので、まず軽食のサンドイッチと、その後でこのカフェの目玉、日替わりお手製スイーツ。この日はブラウニーとレアチーズケーキ。サンドイッチも女性に程よい量ですし、味もしっかり。っていうか、このサンドイッチ、私かなり好きですよ。私どもが注文したのはスモークチキンですが、ほかにもハムとかツナとか選べたはず。軽食はほかにスコーンと……なんだっけ?
お手製のケーキ類もいやな甘さがなく、あっさり。昼食あとだとちょっとボリュームがあった。
お昼にはお客さんの入りはそこそこだったんですが、お茶時間に差し掛かるとどんどん人の波が。旅行中にお立ち寄りになる場合は事前に予約しておいたほうが無難かもです。もし、中国語に問題がなければ……


「第36個故事」は東京国際映画祭の「アジアの風」でも「台北カフェ・ストーリー」の邦題で上映されたんですよね。「台北」のイメージがずいぶんと変わる映画だったんじゃないでしょうか。私も一緒に見た友人も「台北ってあんな風に撮れるんだねえ……」とひどく感心してしまいましたから。パリか東京か、といったオシャレさ。

今のところ一般に流通しているDVDは未発売のようですが、こちらのカフェにて、映画DVDが主題歌オルゴール付きで販売されておりますよ。すごいかわいいオルゴールなので、とてもほしいかったのですが、買った後どうする?!などということを考えてしまい、今のところ未購入。
とってもステキな町だったので、また時間のある時にでもフラッと行きたいもんですが、我が家からはちょっと遠いんだよなあ……