政治の季節

今年は年明けから選挙ポスターを割りに多く見かけ、きっとなんらかの選挙があるんだろうなーと思っていたのですが、いよいよその選挙が明日に迫っています。大きな町の地方議員選挙とか、台北市長選、新北市の市長選などが行われるようですよ。この1ヶ月というもの、町はもう文字通りお祭り騒ぎ。いろいろ法律があって規制されている日本の選挙を見慣れている身には、何とも不思議な光景ばかりを目にします。大体選挙活動期間が1ヶ月近くあるってスゴイ。


こういうバイク選挙隊が走る走る。


隙があれば選挙幟を立てまくる。
 


この前は駐車していた車の前で爆竹やられました。
祭りでもないのに、太鼓も出てくるよ(この写真は携帯で撮ったので、ちょっと不明瞭……)


終盤戦に差し掛かってくると、なんだかネガティブなポスターも現れました。

悲壮感漂うなあ。


家にいれば、在宅の時間を狙ってか、食事を作る時間に投票のお願いの電話はかかってくるし、もう常に選挙のことで生活が振り回されている印象(笑)。思えば、引っ越してきた年に総統選があった記憶があるんですが、あれは全国的に展開されているので、密度がそれほどでもなかったんですね。地方議員ともなると、数は多いし、地域が絞られるしなので、私が住んでいるような郊外でも密度の濃い活動が見られるのでしょう。
一応規則で、選挙活動は選挙前日である今日の夜11時までと決められているのだそうです。その宵っ張りぶりも台湾らしい。さてさて、明日、どんな結果が出るんでしょうか。選挙権のない私も楽しみです。