台南旅行 その7 赤崁樓・孔廟

安平からもう一度市内観光地に戻ります。
新暦正月だからなのか、大きなお祭りが開催されていましたよ。

  

動画、正直何撮ってるのかわからないものなんですけど……。音と花火、爆竹の雰囲気を楽しんでください(笑)。
この鮮やかな色といい、にぎやかなチャルメラの音といい、爆竹と花火の豪快さといい。見てるだけでわくわくします。
ものすごく大きなお祭りなのか、行列のグループの着ているシャツや上着に「苗栗○○」「屏東××」と台湾全土の土地の名前が見られました。


そのにぎやかな音を聞きながら、赤崁樓。



こっちも世界史の教科書に出てきたよ。オランダが築いたプロビンシア城の跡です。土台だけが当時からのもので、上の建物は後世に建て替えられたもの。


あ、また鄭成功さんだ。


「私たちの勝ちだ。さあ、早く台湾から出て行け」
「えろうすんません」

的な場面でしょうかね。


裏手にも作りかけのまま放置されたと思われる土台が。


子どもたちは池にいる鯉にえさをやって、またその勢いが止まらなくなったりしていましたが。


まだちょっと時間があるというので、ここからそれほど遠くない孔子廟方面へ。でも、建造物にあきた家族に「ママだけ行ってきていいです」と見放されました。
もー。



孔子廟のあたりは、日本統治時代に建てられた建物も多く、歴史景観地区として売り出し中のようです。
廟の裏手には山林事務所。


今はカフェとして使われてます。



武道修練所だった武徳殿

現在は小学校の講堂。入り口のところに「聖誕快楽」っていう飾りつけがしてあった。


あれ?!と気づいたのが


油断もスキもない。本当によく見てないと廟と思い込んだまま素通りしてしまいますね。また中華風の天主堂発見。ただ、もう時間が遅く中に入れる様子ではなかったです。どうなってたんだろうなあ……。
南部は本当に教会も多いなあ、という印象。


そして、孔子廟


台湾で一番古い孔子廟です。一級国蹟に指定されているそうです。町の廟に比べると地味でシンプルという印象。細かいところよーく見るとすばらしい彫刻がほどこされていたりするのですが。


近辺の観光マップです。

お散歩範囲に旧台南州庁舎(現台湾文学館)、旧台南測候所、旧嘉南農田水利会(嘉南大圳の事務所)、旧台南地方法院などなどたくさん残ってます。車から眺めただけでしたが、見た目にもすぐわかるくらい日本式の西洋建築がずらりと並んでました。


台南にもやっぱりたくさんの日本の足跡が残ってます。台南の駅も当時の建物のままだというし。


こうしてまた日本と台湾のかつての姿に思いはせながら宿に戻りました。