夏旅その4 ホエールウォッチング

花蓮はホエールウォッチングの名所としても有名です。何でもイルカだったら95%の遭遇率なのだとか。うちのだんなさんは、子どもたちにこれをしてあげたくて今回の旅の手配となったのですな。


いくつかの業者さんがありますが、今回お世話になったのはこちら。


◆花東鯨世界
http://www.huadong.com.tw/
(こちらのPCだと文字化けてしまうので、トップページ貼っておきます。「進入網頁」をクリックするとエンターしますよ)
大体2時間の航海で大人1000元(3000円)前後というのがスタンダードなお値段みたい。いろいろキャンペーンをすることも多いので、これよりお安い時期もあるかも。


「賞鯨碼頭」という港から、70人乗り程度の(多分)ジェット船で出港。
乗り込む時に海上警察の人が来て、厳密に人数等々確認してました。

結構厳重だなあ。



港を出て沖に出ること15分くらい。まだ花蓮の町がぼんやり霞んで見えるほどの距離ですが。



おおー。現れました!20〜30頭ほどのバンドウイルカの群れ。ポケットカメラで撮った画像を無理やり拡大しているので、ピンボケしまくりご容赦です。


かわいい。


子どもたちは野生のイルカはもちろんはじめて。私だってはじめて(笑)。船の周りをくるくるすいすい泳いでいきます。大海原を駆けてくイルカはいいなあ。癒される。


娘は、ショーのイルカを見慣れすぎていて、「もっとたかーくジャンプしないの?」と残念そう。あー、子どもとしてはそう思うのか…。それでも船の周りにイルカが近づいてくると「来た来たー」と大喜び。


しばらくイルカを眺めたあと、もっと沖に向かって鯨を見に行きました…が、この日は残念ながら遭遇できず。花蓮近海では、マッコウクジラやシャチも現れることがあるそうですよ。


台風直後の海は、沖の方も結構な量の流木でした。港へ引き返していくときに、台湾島にそびえ立つ山々が霞んで見えました。Ilha Formosaは今はすっかり傷ついてしまっているけれど、災害の前の生活を皆が取り戻せますように、と祈りながら豊かな自然を眺めていました。