愛到底

今日の日記はただのミーハーおばさん日記であることを初めにお断りしておきます。

「海角七號」にて男主角を演じたのを見て以来、すっかり虜になってしまった范逸臣くん。その彼が、引き続き主演した映画が3月6日金曜日から公開!やったー、と気もそぞろな日々を送っておりましたが、時間を作って行って参りました!

日記タイトル「愛到底」というのが映画タイトルなのですが、4本の映画のオムニバス。監督を務めたのは、いずれも映画監督は初となる、他業界の才人たち。ジェイ・チョウの曲のほとんどの作詞をつとめる方文山だとか、携帯小説家(おそらくこちらのそれは、日本のものとは趣が違うように思われます)の九把刀だとか。あとの二人はMV監督さんと人気司会者ということ。

地元映画館では早場がなかったので、バスに乗っていけるところにしたのですが、天気が悪かったせいか、道路がこんじゃって渋滞。ひやーといいながら、ぎりぎりで劇場に入った…と思ったら、時間ぴったりのはずなのに、もう始まっちゃってるよ!!劇場の方でお客さんが少ないから、テキトーに見繕って早めに上映始めちゃってたらしい。ここは台湾。でも、様子からすると、初めの1分程度くらい。大丈夫大丈夫。オムニバスだし、范君のが一番とは…いや、これ范君が出る奴やつじゃん!!と何だかしょっぱなからあせりまくりです。

まあ、ともかく、かわいらしい恋愛物だし、短い映画だし、今日はともかく「范逸臣を鑑賞し、楽しむ」を目的にしていたので、じーっと見つめてまいりました。オムニバス中の九把刀篇「三聲有幸」に范君は主演。映画のテーマは「声」なんですが、ほんっとうにいい声をしているのですよ、彼。今回の映画では歌うシーンはなかったんですが(それは本当に本当に残念なんですが)、普段しゃべる声もとてもよい。アミ族出身の彼、相変わらず台湾原住民族に特有の、くっきりはっきりした(しかも視線が強くていい!)目をしていて、画面に映える人だなあ、と。
そうして見惚れ、聞き惚れていたら、やはりオムニバス、あっという間に終わってしまいましたorz。

他の3作もファンタジックな(ちょっと違うかな…)ロマンスあり、大人っぽいロマンスあり、最後のは過剰なまでのコメディで、ちと笑った。

海角のように何回も見に行くことはないでしょう。これはこれで台湾の若者の世界にちと触れた感じで楽しかったです。
どうも日本公開も決まっているらしいんだけど、本当かな。