嘉義〜旅はおしまい

最後のお宿を取った嘉義。子どもたちはつかれきって車で熟睡してしまったので、起きるのを待って夜の町の散策に。というか、ご飯食べに。


台湾は南の方から発展してきた島。嘉義台北よりもずーっと古くから発展してきた町です。そこかしこに見かける廟も、台北のものよりもずっと立派で、ずっと格式がありそうな雰囲気。


文化路というところで夜市があるというので、行ってみました。
夜市はどの都市に行っても本当ににぎやかで楽しい。
19時になると車の通行は禁止されるのですが、バイクはばしばし入ってきます。




このお店が心に響いたので、注文してみました。




 


細く裂いたロースト鴨肉を、細く切った野菜と、揚げた春巻きの皮(と思われる)などと包子に包んで食べます。おばちゃん手が超高速。ぱりぱり食感がおいしいー。こういうの台北では見かけたことないけど、あったらまた食べたいな。


それから嘉義の名物といえば鶏肉飯。

じゃーん。

細切り鶏肉をご飯にのせて、タレをかけるだけというシンプルなご飯。でもおいしいんだよー。
嘉義の名物ではありますが、台湾中どこででもいただけると思います。




鶏肉とありますが、使っているのは七面鳥の肉です。だから、時々「火鶏肉飯」と表記されていることもあるですよ。もちろんこれだけじゃ足りませんから、他のおかずとあわせていただきます。
→このように。




もうおなかいっぱーい、とその辺りをぶらぶらお散歩していると、近所の子どもたちが群がってカードゲームをしてました。


夜8時30分ごろ。


台湾は子どもたちも宵っ張りですよ。それに昼間暑いから、どうしても遊ぶ時間は遅くなっちゃうんだろうな。


嘉義はぶらりとできただけだったので、また今度寺廟なども回りたいものです。阿里山にでもいく計画立てて立ち寄るかな。


さて、翌日は、いよいよおうちに戻ります。途中で清水というところのサービスエリアに立ち寄りました。
建物の階段に、その町の沿革が掘りこまれていたんですね。ふーんと眺めてたんですが、はっとして足が止まってしまいました。



    


光緒から明治へ。昭和から民国へ。年号に現れる台湾の歩み。
この先はどんな歴史が刻まれていくのかな。